六壬神課(りくじんじんげ)
六壬神課(「りくじんじんげ、または、りくじんしんか」ともいわれる)
「三国志」で有名な「諸葛孔明(しょかつこうめい)」が使った占術とされ、孔明が若いころに亀鹿道人(きろくどうじん)という
仙人に教えを請うていた時代に、ある機会からその仙人のいる山中の女狸の胡里女(こりじょ)に教えられたという面白い伝説が
残っているそうです。
陰陽師として有名な安倍晴明(あべのせいめい)が使っていたともいわれる占術でもあります。
物事を占う時の「時間の十二支、占う月の季節、占う日の干支」をもとに「課式(かしき)」を出して占います。
吉凶判断の時の象意のきめ細かさが特徴です。
奇門遁甲(きもんとんこう)
これも諸葛孔明が使ったとされる術で、基本的には吉方位を選ぶ時に使います。
これを応用した命理 (生年月日から個人の運勢を占う方法)や、家相、手相術などもあります。
方位盤の作成方法が複雑で、慣れないと盤を作るのに非常に手間がかかります。
また、目的によって使える方位が限定される上、使う人本人の四柱推命での命式の十干の配合によっても
使える方位が限られてくる場合があるので、縦横に使いこなすには、かなりの知識や研究が必要かと思われます。
通常の方位の吉凶判断、選択のほかに、自分の願望を成就させるための造作法(ぞうさくほう)というやり方もあります。
遁甲で使う方位盤、羅経(らけい。羅盤:らばん、ともいう)を、ある特定のものと一緒に、特定の方位に埋めることなどによって、自分の
希望することを成就させるという方法です。
人相、手相
人相や手相は占いのうちでもっともポピュラーな占いでしょう。「黙って座れば、ピタリと当たる」の名セリフで有名な
桜井大路先生など、占い師、特に「易者」とよばれる人のイメージといえば、この占いを使う感じが一般にはあるとおもいます。
相(ソウ)の占術の一種で一般にもっとも馴染みのある占いですが、使いこなすにはかなりの訓練、経験が必要です。
人相は一般の書に出ているもののほかに、何種類かあり、東洋では金面相法(きんめんそうほう)
という人の顔をタイプわけして、その純度で判断したり、六壬の課式を使用して未来を判断するものもあります。
紫微斗数に使うの星を当てはめて判断する人相術もあります。
印堂が「紫微」、眉が「天機」、目が「太陽」、鼻は「武曲」、口は「廉貞」といった具合で、それに傷跡あれば
「羊刃、陀羅」が同宮などと判断したりします。
あと、日本独特の人相の見方に、気色、血色、画相 (きしょく、けっしょく、かくそう)というものがあります。
人の顔の表面の一部にでた微妙な色艶 、線などを見て判断する方法(気色、血色)や、人の顔の一部に
その人にかかわる物事、あるいは人が具体的に小さく見える画相など、ちょっと不思議で特殊な?見方も存在します。
(この気色、血色などを見えるように訓練する独特の練習方法もあります)
画相などは本当に達人クラスになると、だまって一瞬、チラッと見ただけでその人に関連することが(具体的に)分かるそうで、これを
本当にできる人は、そのことを知らない人にとっては、それこそ世間で言う「超能力者、透視能力をもった人」ということになるでしょう。
手相は一般の本にでているのは、いわゆる「西洋式手相」です。手の形や手のひらの線(生命線、知能線、感情線 ect…)など
でその人の運勢を判断するものが一般的です。
これとは別に東洋流の手相というものもあり、それぞれの線を十干の名前を付けて判断したり(生命線→乙奇線、 知能線→丙奇線、
感情線→丁奇線、 など)、変わったものでは奇門遁甲の九星や八門、紫微斗数に使う星の名称を当てはめて判断するやり方もあります。
(生命線→太陰線 知能線→天府線 感情線→貪狼線など)
意味や判断の仕方も独特で、西洋流の手相とは見方に違いがあります。
私も東洋流の手相は習ったことがありますが、慣れないとどの線を見て判断したらいいのか分からなかったりして、戸惑うことも
よくありました。
私が習った手相の先生は「とにかく数をこなして慣れるしかない!」とおっしゃてました。
しかし意外と人の手のひらを見る機会とかが少なくて、最初はこれがなかなか難しい…。
あまり親しくもない人に「手相見せてください」というと、怪しい人だと思われるので…(笑)
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